宅ふぁいる便のようなファイル送信サービスは、ヤフーやグーグルで検索するとたくさん出てきます。
いくつかタイプを分類すると、
1)宅ふぁいる便やビッグメールのように無料で利用可能
2)オフィス宅ふぁいる便や、コクヨの@Tovasのような、企業向け販売システム
3)大学や企業内での独自のファイル送信システム
などがあります。
宅ふぁいる便のような無料で送受信ができるサービスは、50mbや100mb、そして中には250mbという大容量のファイルを無料で送信してくれます。
オフィス宅ふぁいる便などの企業向けシステムは、主に社内間での利用ですが、ファイルの容量はカスタマイズできるものも多く、100mbとか200mbなど管理者側で決めることができます。
また、大学の中には学内のネットワークのみでファイルをやりとりできる仕組みを使っているところもあります。
この場合はシステムを購入しているところもありますが、大学独自で開発し、実験的に使っているところもあるようです。
金沢大学を例に取ると、こちらのファイル送信システムは、宅ふぁいる便よりも大きい100mbのファイルを送信できます。
宅ふぁいる便のような大容量ファイル無料送受信サービスは増えてきていますが、宅ふぁいる便よりも容量の多いサービスをまた見つけました。
そのサービスの名は「ファイルポスト」です。
ファイルポストは、宅ふぁいる便など他のサービスとの差別化をするために、登録をする必要がありません。
また、宅ふぁいる便は容量の上限が50mbですが、ファイルポストはなんと250mbまでのファイルが送受信可能です。
ファイルポストでのファイル送信や受信の仕方は、他のサービスとほとんど同じで、送信者から受信者へのメール通知もできます。
ファイルポストの問題点としては、宅ふぁいる便に比べると送信者の登録がいらない分、誰が利用しているかの管理ができにくいので、ファイル受信者が注意してファイルを開く必要があります。
知らない相手からのファイルには十分に気をつけなければいけませんね。
また、新しいサービスなので、システムがどこまで安定しているかもポイントです。利用者が増えれば増えるほどシステムを増強して設備投資が必要なので、ファイルポストの資金力も気になりますね。
宅ふぁいる便は、メールには添付できない大容量のファイルを簡単に受け渡しできるサービスですが、基本的にメールをやりとりしてファイルをダウンロードするシステムなので、送信側と受信側のインターネットやメール環境が整っていないと利用できません。
その前に、宅ふぁいる便を使ってファイルを送信したい方は無料登録をしなければいけませんが、その際にはメールアドレスが必要になります。
登録に使えるメールアドレスには制限があり、フリーメールのアドレスは利用できません。
また転送メールサービスでの登録も不可能です。
宅ふぁいる便のサイトにも書いてありますが、フリーメールとはいったい何かという定義ははっきりとしていません。
良く使うフリーメールとしては、ヤフーやグーグル、ホットメールなどがありますが、その他にもたくさんのフリーメールが存在します。
また、有料のメールサービスなのに、宅ふぁいる便からはフリーメールとして扱われるアドレスもあります。
無料メールアドレス=フリーメールというわけでもなさそうです。
プロバイダーから提供されるメールアドレスであれば、宅ふぁいる便では基本的に利用できますが、登録時に宅ふぁいる便から「そのアドレスは登録できません」ということになれば他のアドレスを用意するしかありません。